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Google。終わりの始まり?

グーグルは今年上場を果たし、創業者たちは巨額な富を得ました。まさにアメリカンドリームです。でも、今が最盛期で、既に終わりが始まっていると思えるようになりました。

グーグルは、それまでのディレクトリ型検索システムの欠点(登録したページの範囲内で検索する。登録の必要があり、恣意性が高く、検索範囲が狭い)を解消しただけでなく、ページランクなどの表示順位付けによる検索結果の適合性が優れているという、画期的に利便性の高い検索システムでした。グーグル人気の秘密をご覧ください。

出現当時はまだ世界全体のウェブページ数が1億以下だったと思われますが、現在43億弱のページを収集しているそうです。今後も爆発的にページは増加し続けます。いったい検索システム発想時に、これほどの事態を想定しえたでしょうか?

グーグルのコンセプトは、「全てのページからキーワードを公平に収集し、ページの人気順に検索結果を、瞬時に表示する。」だと思います。しかし、素人の私でも、このコンセプトをシステムが維持することは困難な事態になっているように見えます。

グーグルは毎月一度程度サイトを巡回し、クロールしていると発表していますが、新規にサイトを立ち上げてグーグルに表示されるようになるまでかかる時間は、6週間以上必要になっています。ブログ(ウェブログ)の大発展が予想できる今日では、毎月一回では更新スピードが遅すぎると感じられます。そのため、特別のサイトだけ一週間程度でクロールする別のシステム(エヴァー・フレックス)を追加して対応したようです。しかし、ブログへの対応は鈍い。(少なくとも私の知る限りでは)

また、グーグルの人気が高まるにつれ、ページランクの商業価値が非常に高くなりました。そのためサイトに過度のSEOが多くなり、表示結果に恣意性が反映されるようになりました。基幹のページランクシステムを歪めるほど防衛しなければならない事態のようです。今年3月ころにシステムの変更がなされたようですが、結果の表示には混乱がみられます。信頼性をそこなう事態です。

グーグルは上場すればその収益が問題にならざるを得ません。商業主義に染まるグーグルは致し方ないのかもしれません。これまで以上に、アドワースの利用を勧めることになるのでしょうか?

このシステム上の問題のほかに、競争を仕掛ける相手が現われました。ヤフーの再挑戦です。日本でのヤフーの人気は不動のものがあります。特に初心者には。そのヤフーが今年五月から、グーグルとの提携を解消し、独自の検索システム(Yahoo! Search Technology)に変更しました。こちらの評価はまだ定まりませんが、システムが小さいことは確かなようです。検索範囲が狭い。しかし、サイト巡回スピードは早い。という感じです。

例を示しましょう。偶然見つけた「創造の杜」は(財)しまね産業振興財団が2002年8月に立ち上げたそうで、累計85万のアクセスがある公共サイトです。
●Googleで検索すると,38500件中の一位に表示されますが、表示されているのはURLだけです!ページにアクセスするとページランクは空白です。
●Yahoo!ではどうなるか?181件中の一位で、ページタイトルが正しく表示されます。

Yahoo!の検索範囲はGoogleの200分の1という狭いものしかないようです。検索範囲をどのように定めているのか不明で不安があります。実用的にはグーグルの範囲は必要ありません。正確に言えば、リストで表示する必要はありません。重要な問題は、これだけのサイトがグーグルに正しくインデックスされていないのではないか?ということです。(2004/9/12現在)

また8月に開設した無名の当ブログ(ココログ)で両者を比較してみると、
●Googleにはまったく表示されませんが、Yahooでは投稿後、4日目くらいで上位に表示されます。LiveDoorのブログは両者ともまったく反映されていません。

これは一体どういうことなのでしょう?グーグルの巡回が毎月1回程度でしかも、新規開設となるとこういう結果が正しいのかもしれません。しかしYahoo!の更新スピードには驚きます。巡回範囲が狭いからできることなのでしょうか?
でも同じブログでもLivedoorは無視。なぜこうなるのか?どなたか教えてください。

ウェブは急激に変化する世界(人間の五倍で時間が進むねずみの世界)です。システムの寿命も通常の五分の一しか持たないのかもしれません。そういえばwindowsはまともに使える95以来10年近くなりますが、DOSベースの古いOSであることに間違いありません。個人の趣味で使うコンピュータでネット環境を想定していなかったのは当然です。このOSはセキュリティというまったく想定していない問題の防衛策に頭を痛めています。このOSでは根本的に解決できるとは思えません。

話が脱線しました。OSと違い、検索エンジンはアプリケーションでいつでも乗り換えられます。Googleより利便性と信頼性が高い検索システムが現われれば、ツールバーはすぐ捨てられるでしょう。その時期は早いような気がしてきました。

*上の記述は少ない知識と記憶に頼ったところがありますので、多少の事実誤認があるかもしれません。ご容赦ください。

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