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2009年10月

日本のネットビジネスはどのように変わっていくか?

ネットビジネスに携わっていると、どうしても「今現在、ネットで何が起きているのか」ということに関心が集中してしまいます。猛烈な速度で発展してきたので取り残される恐怖心がそうさせるのかもしれません。

しかし、少し鳥瞰的な視点も必要です。インターネットの普及率がほぼ100%になった現在、ネットは成長期から成熟期に入ったと見るほうが正しい。成長期はユーザーの購買試行期であると考えれば、ネットでの購買経験を十分につんだ消費者はこれからの成熟期にどう行動するのか?よく考えて見なければいけません。

そんな時、みつけたのがこの本。「広告禁止!ネット不動産進化論」金丸信一著

敬愛する石原明先生のメルマガで知りました。レビューでこう書かれています。

とりわけ、ネットの普及で消費者はどう変わったか、顧客の行動がいかに変化しているかを、あなたの業種や業界に当てはめて学習するには、非常に価値のある本だと思います
「今後、日本のネットビジネスはどのように変わっていくか?」と題したインタビュー記事で金丸氏はこう述べていらっしゃいます
「ネットでリアルビジネスの効率を上げる」というポイントにいち早く気づいた企業の勝ちですね。ビジネスの肝である「お金を稼ぐ」という部分には、やはり「人」が介在しないとダメなんです。

しかしながら、人を集めることに関しては、ネットが断然有利です。たいしたコストもかからず、距離的な壁も超え、24時間体制で集客できるわけですから…。ですから、「ホームページからいかに多くのアドレスを集め、それをデータベース化する」ことはもちろんですが、この本にも書いたように「良質なお客様と繋がれる」ようなホームページ運営をしないとダメなんです

一度でも「ネット」でじっくり物件を探し、営業マンとメールのやり取りをしながら契約まで至った経験を持ったお客様は、次に不動産を探すときには、絶対に「リアル」に逆戻りしないと断言しておきましょう。つまり、インターネット不動産成功のカギは、この「2度目の客」と繋がれるかどうかなのです。「2度目の客」が主流の世の中になれば、それこそ不動産屋さんは駅前に店舗を構える必要も、多額の広告費を払い続ける必要もなくなります。

本書はネットの購買行動を徹底的に観察し、自分で考え、試行を繰り返した人だけが得られる知見に満ちています。著者の金丸氏は3回は読み返して欲しいとおっしゃってます。

ネットビジネスはどう変わっていくのか?
じっくり考えたいときには、★★★★★のお奨め本です。

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お勧め本 「広告禁止!ネット不動産進化論」金丸信一著

「一事に通じれば万事に通ず」ということがいわれますが、この本の著者がそうですね。

この本は「ネット時代に対応したネット不動産ビジネスシステム」を提案する宣伝本と思うかもしれませんが、並みの宣伝本とは一線を画しています。ピカリ光る洞察が随所に見られます。

ネット時代の消費者の購買行動について、これほど明快な分析は見たことがない。
これは不動産に関する行動に限ることではなく、広く一般化できる見解だと思いました。

「広告禁止!ネット不動産進化論」金丸信一著

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この不動産業界に長いこと染み付いた経験が「すぐ決めてくれるお客様が不動産会社にとってよいお客様」という常識を植え付けました。しかし、インターネット時代のお客様は、不動産会社の営業社員と一度も会わずに物件を探すことができるのです。

前著にも書きましたが、お客様がインターネットを利用して不動産物件を探す理由は、便利だからではなく不動産会社にいかなくても良いからなのです。ですから、インターネット時代は「会わずに購買行動を起こせる消費者」に支持されなければ、ビジネスが立ち行かなくなるということです。(69p)

ネット時代は「会わずに購買行動を起こせる消費者に支持されなければ、
どんなビジネスも立ち行かなくなる。」ということだ。

今後こうなるという話ではなく、すでに起きている現実なのですが、
それをはっきり見えるようにしてくれた本書はすごい。大いに参考になりました。
不動産ネットマーケティングを、実践に基づき体系化した良書です。

それにしても、消費者対象のBtoCは心理学的な解釈が必要で、難易度の高いビジネスですね。比べれれば、BtoCは対象がかなり合理的に行動しますので「読みやすい」といえます。

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