カテゴリー「8:ウェブ界でお薦めの人・企業・本」の記事

無料の3D cadソフト「cocreate」

Webの世界は本当にすばらしい。
金はなくとも、やる気のある人にチャンスと道具を与えてくれる世界です。

高性能の3D Cadソフト「Cocreate」が、なんと無料で手に入ります。
今や業界標準のSolidworksは単体で100万円はしますので、驚異的なことです。
独占的な3DキャドのSolidworksに対抗するには無料でまず導入させるしかない?

ともあれ導入をためらう中小企業にはありがたい。

操作を学ぶためのガイドも用意されていて、これだけで一応独習が可能です。
Solidworksとのファイル互換性は不明ですが、独立系のメーカーなら充分ではないでしょうか?

ダウンロードはこちらから。もちろん日本語環境です。

ウエブサイトやカタログで効果的なプレゼンテーションも可能になります。
すばらしいですね!

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お勧め本 「広告禁止!ネット不動産進化論」金丸信一著

「一事に通じれば万事に通ず」ということがいわれますが、この本の著者がそうですね。

この本は「ネット時代に対応したネット不動産ビジネスシステム」を提案する宣伝本と思うかもしれませんが、並みの宣伝本とは一線を画しています。ピカリ光る洞察が随所に見られます。

ネット時代の消費者の購買行動について、これほど明快な分析は見たことがない。
これは不動産に関する行動に限ることではなく、広く一般化できる見解だと思いました。

「広告禁止!ネット不動産進化論」金丸信一著

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この不動産業界に長いこと染み付いた経験が「すぐ決めてくれるお客様が不動産会社にとってよいお客様」という常識を植え付けました。しかし、インターネット時代のお客様は、不動産会社の営業社員と一度も会わずに物件を探すことができるのです。

前著にも書きましたが、お客様がインターネットを利用して不動産物件を探す理由は、便利だからではなく不動産会社にいかなくても良いからなのです。ですから、インターネット時代は「会わずに購買行動を起こせる消費者」に支持されなければ、ビジネスが立ち行かなくなるということです。(69p)

ネット時代は「会わずに購買行動を起こせる消費者に支持されなければ、
どんなビジネスも立ち行かなくなる。」ということだ。

今後こうなるという話ではなく、すでに起きている現実なのですが、
それをはっきり見えるようにしてくれた本書はすごい。大いに参考になりました。
不動産ネットマーケティングを、実践に基づき体系化した良書です。

それにしても、消費者対象のBtoCは心理学的な解釈が必要で、難易度の高いビジネスですね。比べれれば、BtoCは対象がかなり合理的に行動しますので「読みやすい」といえます。

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KomyMirrorのコミー株式会社 

コミー株式会社という会社をご存知ですか?
私は日経トップリーダーのこちらの記事ではじめて知りました。

社員14人の世界企業コミー

コミーは業務用ミラーを製造しています。最新鋭の超大型旅客機「エアバスA380」のプロジェクトに参加し、客室の手荷物棚の中に設置する、忘れ物防止用のミラーを提供しました。世界の航空会社からは、「5つ星の評価を得るにはコミーの鏡が必要」とまで言われます。

これは、コミーが作る製品のほんの一部に過ぎません。防犯や衝突防止のために店舗や工場などで使われる業務用ミラーで、コミーの国内シェアは実に8割に達します。

製品は主なものだけで50種類以上。サイズ違いや特注品まで含めると300種類のミラーを手がけます。最近、銀行のATM(現金自動預け払い機)に設置されるようになった、暗証番号のぞき見防止用の「後方確認ミラー」もコミーの製品です。コミーの名前は知らなくても、ほとんどの人は、どこかでコミーの製品を見かけたことがあるはずです。

鏡という身近な製品ながら、コミーは徹底的な用途開発で深く広く市場を耕し、世界的な企業に成長しました。その裏には、「使い手の勘違い」と「作り手の誤解」を徹底的に取り除く、ユニークなマーケティングがあります。

Komymirror
▲KomyMirror-SuperOval

この会社は超エクセレントカンパニー。日本の中小製造業者がモデルにすべき会社の一つです。
会社の規模と会社の質とは無関係であることを見事に証明しています。
コミーはこんな会社です。

ボーイング社との出会いを大切にしたことが、世界企業に導いた?
ブランド戦略も世界を視野に置いた正攻法。ワールドカンパニーの発想です。
コミー物語

Komy
▲コミー株式会社の小宮山社長

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中小企業向けウェブマーケティングの決定本?

ウェブマーケティング研究所(旧あきばれネット)の吉本俊宏所長の
書かれた本がまもなく出版されるという。

出版企画書がこちらに公開されています。
http://blog.akibare.net/article/13189161.html#more

これはボツになった企画書らしいですが、
企業サイト運営の基本について、これほどやさしく的確に書かれたものは、
お目にかかったことがありません。

出版される本は、さらにこなれた内容になるのでしょう。とても楽しみです。

中小企業向けウェブマーケティング書の決定本に
なるのではまちがいありませんね。

私もウェブマーケティング入門書の続編を、かねてより書きたいと思っていましたが、
もう必要なさそうな気がしてきました。

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広島県オンリーワン・ナンバーワン製造業サイト

広島県が平成15年に実施した「広島ものづくり調査事業」で選ばれた企業を紹介したサイトがあります。

広島県オンリーワン・ナンバーワン製造業

オンリーワン・ナンバーワン企業とは? 取扱う製品または保有する技術が、他社にないもの、あるいは、国内外でのシェア(生産・販売など)がナンバーワンであるものを指しています。(サイトより引用)
  Hiroshimaken

広島県の幅広い業種の製造業から174社が選ばれています。当県に優秀なものづくり企業が多いことに、感銘をうけました。

選ばれた企業ごとに掲載されているコメントを読むと、各社の卓越した点(コア・コンピタンス)が何かよくわかります。各社の製品や技術は、今日も改善改良、あるいは技術革新を休みなく続けているであろうことは、疑う余地もありません。

●ところが、その企業のウェブサイトを訪れてみると、がっかりすることになります。
見た目はよいが、機能してないサイトがほとんどです。

フラッシュのトップページ、フレーム画面、プルダウンメニュー、などなど。昔華やかりしサイト作成技術(今では禁じ手)の数々をご覧になることができます!Web1.0時代の見本サイトがオンパレード!もちろん検索エンジンからビジターが来ることなど、全く想定していません。

企業サイトの作成にべらぼうな費用をかけたことは認められます。それにもかかわらず、製品やサービスを探す見込み客に閲覧される可能性はかなり低い。企業名で訪れたビジターにさえ、オンリーワン・ナンバーワン企業であることを印象づけることができるサイトも、かなり少ない。

ウェブは立上げ当時とはまるで違う環境(Web2.0)に進化し、企業サイトの価値は当時とは比べ物にならないくらい上がった。にもかかわらず、リニューアルされることもなく時代に取残され、眠ったままです。

製造業に代表されるB2BサイトはEコマースとは無関係サイトは電子会社案内というWeb1.0の認識から一歩も抜け出せないように見えます。オンリーワン・ナンバーワンといわれる企業はもの作りでは卓越していますが、マーケティングに関しては素人のように見えます。

多くの見込み客を、日々失っていることに気がついていない?

マーケティングとは「顧客の創造」であると、かのドラッカー先生が言われています。顧客の創造と聞くと大変なことのように思えますが、むづかしい概念ではなく、お客を成り行きではなく、自助努力で獲得しようとする活動に他なりません。ウェブサイトを利用すれば、「顧客の創造」ができることは、今日ではもはや常識です。

ウェブサイトが営業活動を強力に支援するメディアであることは、今日では可能性の問題ではなく、既定の事実です。

自社のサイトが機能不全に落ちているという状況にもかかわらず、何も改善されない。いったいどういうわけなのでしょう?どなたかこの謎解きをしていただけませんか?

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Web2.0関連本その2 (Web2.0でビジネスが変わる)

最新のWeb2.0関連図書である「Web2.0でビジネスが変わる」神田敏晶著(ソフトバンク新書)を読みました。

「メディア&マーケティングの大転換期をビジネスチャンスに変える、革新的ITビジネス論」というキャッチフレーズですが、結論からいえば「★ひとつ」

「第四章ビジネス2.0をデザインする」が、オリジナルコンテンツといえますが、著者の提案するビジネスアイデアは陳腐で、夢がなく、まるで情報家電のアイデア(外出先から風呂が沸かせるとか!)です。ビジネスモデルとしても成立しそうにない。

革新的ビジネス論と謳うからには独自の見識が欲しかった。Web2.0流行のあやかり本としか言いようがありません。校正もいい加減で、出版社としての能力も疑われます。企業ウェブ担当者の方には、先にご紹介した「ウェブ2.0超入門」のほうが体系だっていてお奨めです。(しかも無料)

「マスメディアからCGMへ」を体現されている著者なら、このブログの批評は「群集の知」として、想定内の出来事とお許しいただけるでしょう。

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「Web2.0超入門」がお奨め

Web2.0の提唱者、O'Reilly氏による「Web2.0とは何か」の文脈にそって、わかりやすく「これからのWeb」を解説して欲しいという方(私もそう)に、最適な記事がありました。良質でお奨めです。

初心者でもよくわかる「これからのWeb」のすべて Web2.0超入門
「Web2.0とは何か」について著者の小林祐一郎氏は簡潔にして要をえたまとめとして、

Webはスケールフリー・ネットワーク。
Web全体から大量のリンクを得ることが自分のサービスの価値を高めることになり、Webビジネスの成功に繋がる。「Web 2.0」とは現在の技術を使って、これを実現するための戦略について論じたものである。

Web1.0はトラフィックを集めるサイト(ポータル)を作るにはどうするかという発想。(主な収益源はバナー広告と有料サービス)サービスを維持するだけで膨大な固定費を必要とする。それに対しWeb2.0はシステムの自動化による圧倒的な低コスト構造。だから基本サービスを無料化できる。(収益源は、ロング・テールの自動広告)。

本論を読めば、ビジネスとしてどちらに勝ち目があるかは明らかなように思われます。

著者の小林祐一郎氏に感謝します。ブログはHeartlogic。Pagelank6!。Web最先端の良質な記事に出会えます。

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「web2.0」関連。話題の書で思ったこと。

評判になっている「Web進化論」(ちくま新書)を読み、続いて「グーグル」(文春新書)を一気に読みました。両書とも刺激的な内容で、大変参考になりました。

テーマは流行の言葉で言えばweb2.0です。両書の共通点と違いを中心に,私なりにまとめてみました。

●著者のスタンスと対象読者の違い。

「Web進化論」は、ウェブ最先端に身を置いた著者が将来はこうなるという、いわば預言者による預言書です。視点は俯瞰的であり、あちらの世界とこちらの世界という比喩で、新世界が全く違う仕組みで動くことを示そうとしています。ウェブ業界・IT業界にありながら、ウェブの本質的な意味が理解できていない(と著者には感じる)日本経営者への、著者からの悲痛(?)な警鐘の書。(思いが強すぎ内容が抽象的だから、リアルの住人には理解する前に、拒否反応があるかもしれない。)

他方、「グーグル」は、ジャーナリストが、ウェブにおける検索エンジンのもつ革新的な意味を、リアルの一般住人に伝えようとしている書。視点は地上にあり、見通す範囲も狭いです。グーグルに関する個々の話は、ウェブに関わる人なら既に承知していることがほとんです。しかし、それらを分りやすくまとめ、グーグルの革命的な全体像を示したところに本書の価値があります。インターネットを普段利用している人に、ヤフーや楽天よりすごい企業なんだということを認識させる書。ウェブを利用すれば、小企業にもおおいにビジネス・チャンスがあるということをわからせる本。

●世界の大潮流のなかでの自分の位置を確認できた。(私個人の話)
PCからWebに世界(プラットフォーム)の重心が移行したこと。
Googleがマイクロソフトに変わるweb世界の標準を独占する企業になりそうなこと。
パッケージソフトの終わり、ウェブサービスの時代になること。
ブログの爆発的普及はその代表例であり、企業向けサービスでもすぐこうなること。

ロングテールの尾の企業でもネットで活路を見出せること。
2004年5月にサイトで発表した「新規開拓型ホームページ
=ウェブマーケティングの考え方と手法が基本的に間違いなかったこと。

●あらためて私が感じたこと。
ウェブ世界は既に一億総表現社会である。そこにはひどい混乱もあるが、リアルではありえない出会いと共感を見つけることができる。とネット住人は感じている。相変わらずリアルだけの住人との認識ギャップは開くばかりだ。

●あなたがネットで起きていることを知ってもらいたいというウェブ担当の立場なら、
①「グーグル」は必読書。(これくらいがビジネスマンの常識になるのです)さらに、、
②そっと社長のデスクに本書を置きつつ、
③キーワード広告の発明者であり、オーバーチュアの創業者、グロスの言葉
検索の本当の価値は検索キーワードにある」が理解できていれば
一人前のウェブマスターだと思います。(屋形舟の例は極めて適切)


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「ウェブ進化論」は必読書

梅田望夫氏の「ウェブ進化論」(ちくま書房)をお読みになりましたか?私は日経の広告をみて「キワモノ」本ではないかと判断していました。しかし、必要ができて読んでおかねばならなくなりました。

Webshinkaron

amazonのカスタマーレビューを読んで、私の認識が間違えていたと思いました。即、注文です。

いま、2/3ほど読みましたが、すごい本です!!ネットが出現して以来僅か10年。この爆発的な発展は誰を誰も予測できなかった。しかし、これからの10年はこの本のおかげで想像できる。ネット社会がリアル社会を超える世界です。

私はこれから「想像もつかない」世の中になると漠然と感じていましたが、いま明確になりました。梅田氏に感謝します。

㈱ウェブマーケティング総合研究所の吉本俊宏氏が「経営者のウェブ進化論」というタイトルでご参考になる記事を書かれています。ぜひお読みください。ご参考になります。

私の考えも、早いうちに書くつもりです。

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